2014/9/8更新 [2014/9/9初掲載]
HHM
HHMのご紹介
ホスピスの原点は、死に直面している患者さんやその家族に対する温かいもてなしの心です。 そんなホスピスの心が宮崎の地に広く浸透し、市民が、安心して最期まで生きていける環境を 整えることを、ホームホスピス宮崎(HHM)はめざしています。
病におかされ、自らの死期を知った時、様々な肉体的病状、苦痛に加えて、不安と恐怖、悲嘆と絶望など 心の痛みは、健康な時の想像を超えて深いものに違いありません。 そんな時自分が生きてきた場所で、家族に囲まれ、家族や友人あるいは自分との和解を遂げていく、この 時間こそかけがえのないものです。
その時間を過ごす場として家”ホーム”こそが最もふさわしいと考えています。”ホーム”とは、その人にとって安らぎを感じることができるところで、自宅であったり、あるいは施設であったりするかもしれません。
私たちは、死の瞬間まで、その時間がたとえわずかであっても、その人なりの生活が尊重される事を願っています。そして、誰もがいずれ迎える死の悲しみを、癒し慰めてくれるのは、やはり”人”なのだと思っています。
患者とその家族が安心して、望む場所で望むように生の終わりを全うできるために、地域のかかりつけ医と協力して支え援助する”人と人”との関係を作っていきたいと願っています。
在宅ホスピス支援センター
在宅ホスピス支援センターでは、患者さんやその家族から、
あるいはかかりつけの診療所医師や病院の主治医から相談を受けた時、
1、患者さんとその家族と、病院や診療所の間の連絡調整を図ります。
2、病気は肉体的苦痛と共に、将来のことや家族のことなどの不安や苦悩も大きく、
それに対しての精神的なケアを行います。
3、行政福祉担当者や訪問看護ステーション、在宅介護支援センター、或いはボランティア、
宗教家、カウンセラーなど必要な支援をコーディネイトします。
4、グリーフケアを行います。
園芸ボランティア
限りある生を精一杯生きておられる患者さん、
それを共に悩み寄り添っておられる ご家族の方の、
少しでもホッと安らぐ空間にお庭がなれば・・・との思いで、
宮崎市郡医師会病院緩和ケア病棟の前に、
季節ごとの花の苗を植えています。
ボランティアスタッフは毎週1回、
3,4名のグループで草取りなど
手入れ作業 を行っています。
作業中に、患者さんやご家族の方が声をかけて下さったり、
切り花にしてお部屋に飾って頂いたりと、
ほんの少しですがお役に立てて嬉しく思い、
これからも心和む お花を咲かせたいと思って活動しています。
大切な人を亡くされた方々の集い
長い人生には思いもかけなかったことが待ち受けているものです。
その中で、家族の死ほど悲嘆に暮れるものはありません。
しかし、自分だけで対処するには余りにも大きすぎる悲しみもあります。
大切な人を亡くして、その悲しみをじっと心に閉じ込めている方・・・・。
外の世界に背を向けて今にも押しつぶされそうな方・・・・。
そんな方々へのご案内です。
彼方へ旅立った方への想いを忘れる事はできないでしょうが、
同じように悲しい想いをした方々と、手をとり、語り合い
励ましあいながら歩いていけたらと思い、月に二度集いを開いています。
ご都合の良い時においでください。
あなたが支援できること
取り組んでいる分野、キーワード
ホームホスピス宮崎
- 〒880-0913 宮崎市恒久2丁目19-6
- 電話: 0985-53-6056 FAX: 0985-53-6054
- ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2014/9/8時点のものです。[2014/9/9 初掲載]