2014/6/6更新 [2014/5/26初掲載]
摂食介護支援プロジェクト(DHP)
摂食介護支援プロジェクト(DHP)のご紹介
以前より大阪大学歯学研究科のメンバーが中心となり、歯科クリニック、総合病院、高齢者施設の有志達が摂食嚥下障害について意見交換やセミナーを行ってきましたが、今回、NPOという形でこの問題について職種を越えてコミュニケーションをとる場を設け、賛同する個人や法人の参加を得ながら、支援の対象となる人たちに適切なサービスを提供することで、社会に貢献したいと考えております。
このNPOは摂食嚥下に関する情報・知識・技術の提供、適切な専門家としての人材育成を目的としております。乳幼児から高齢者にいたるまで支援の対象となる口腔ケアを必要とする方々は近年増加傾向にあります。このような中でNPOとして少しでも役立つ専門家を供給できますようできる限りの努力をいたしますので、関心をもっていただけましたら幸いに存じます。
嚥下トレーナー研修
研修は講義と実習が設けられていて、講義は嚥下を初めて学ぶ方にも非常に分かりやすい内容です。また、最新の知見を交えながらの講義ですので経験者にとっても十分役立ちます。実習はグループに分かれて少人数で行うので、特に盛り上がり毎回時間が足りなくなるぐらいです。グループ講師は個別の質問も受け付けますので、「大人数の前では質問しにくい」、「初歩的な質問をするのは恥ずかしい」といった方も気軽に相談できます。
食事介助
これまでの嚥下治療には「訓練」という考え方が多くありましたが、慢性期や意思疎通が困難な認知症の患者さんにとっては、訓練が適応出来ない場合も多くあります。
そのような患者さんでも、日常の食事を安全に続けるための、適切な食事支援・介助が必要です。
嚥下観察
漠然と「嚥下障害がある」「誤嚥している」と見ていただけでは、何がその患者さんにとって最適な訓練・ケアなのかが見えてきません。ポイントを絞って観察すると、どこが悪いかが分かり、自信を持って適切な訓練やケアが提供できるようになります。
あなたが支援できること
特定非営利活動法人 摂食介護支援プロジェクト
- 〒 大阪府吹田市山田丘1-8 国立大学法人大阪大学歯学部4階
- 電話: ─ FAX: 06-6990-5622
- ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2014/6/6時点のものです。[2014/5/26 初掲載]