エコエデュ

エコエデュのご紹介

エコエデュは、しずおかに広がる里山を活動の中心として、環境教育を通じて人づくりをめざすNPO(Non-profit Organization 非営利組織)です。

人と森がともにある場所

有度山とは、静岡県のまんなかあたり・静岡市の南側にある、景勝地で有名な日本平の山頂を指します。
この有度山の北側の山麓一帯に広がる里山で、私たちエコエデュは設立の当初から活動しています。
国道一号線から車でたったの5分の近さにも関わらず、有度山北麓は人の暮らしと森が共にある生きた里山です。春には柔らかな緑が萌え、秋には吉田川沿いに黄金色の稲穂が実ります。
私たちエコエデュは、里山という場に人と自然の間の可能性が満ちていると考えています。

自然によりそう知恵がつまった場所

旧東海道岡部宿から車でほんの数分入ったところに、“市民農園うちの畑”が広がっています。
春には田んぼに水が入り、様々な生き物たちが動き始めます。秋には黄金のじゅうたんが風にゆれる中、みかんの香りがほのかにただよいます。畑の西側には朝比奈川が流れ、東側は歴史のある神社や寺院、文化財を有する小高い山が人の営みを見守っているかのようです。
田んぼやみかん畑が野菜畑を囲み、多くの人々が自分たちの命の源を丹精こめて育てています。ここでは、地元農家の方や田畑の土や作物、あぜ道の草花など、里山の自然が先生です。
エコエデュは、田畑での農体験を通じて、人と自然のつながりを実感することを大切にしています。

不思議がいっぱい見つかる場所

だいだらぼっち伝説で知られるびく石。見上げるとそのビッグさにビックリしますが、そんな巨石があちこちに見られます。
びく石のある石谷山一帯は藤枝市民の森として、ハイキングコースが整備されています。
私たちの活動の拠点となっている『びく石ふれあい広場』は、登山口のひとつ。広々とした芝生広場は、走っても転がっても大丈夫！広場の真ん中でねっころがってあおぐ青空は格別です！
山あり！沢あり！川あり！のびく石。一歩一歩足を踏み入れるたびに、これまでとは違った空気、違った世界が広がります。藤枝市街地から車で北へ30分ほど。四季折々の里の営みや道端の草花、山の彩りを道中からたっぷりと楽しめます。
自然の営みの不思議さに目をみはることで、新たな気づきがうまれます。