田んぼ公式サイトイメージ

田んぼのご紹介

生物を豊かにする効果、有機農法技術としての効果、自然共生農業の技術開発、田んぼから得られる食や暮らしを土台とした地域作りや、 風土の再生について、農家、都市住民、行政、研究者、企業、NPOの方々と一緒に取り組んでいく拠点として、宮城県大崎市田尻大貫の診療所跡地に『NPO法人田んぼ』を開設しました。

人力による瓦礫の撤去

何百年も続いてきた、土作りの結果としてできた田んぼの土をそのまま活かすことができないだろうか?
しかし田んぼに残された人工物を取り除く際に重機を使用すると、土壌構造を傷めてしまう危険性があります。
そのため、自動車を含めた全ての人工物を、人力で撤去しました。また、ふるいを使ってガラスの破片などの細かい人工物も取り除くことができました。
津波の後の土を活かすことで、 田んぼの生態系が豊かになり、田んぼの生産性も回復します。
『ふゆみずたんぼ』による農地の復興は、多くのボランティアの力によって支えられています。

田んぼの生物多様性を体感する!

田んぼの生物多様性を次の世代に伝えるために被災地の地域のこどもたちを対象にした田んぼの生きもの調査を行っています。田んぼが、湿地としての機能を回復することによって、田んぼに生きものが戻ってくることを実感できることが大切です。
いま、被災地の田んぼの豊かさを学ぶことのできる環境学習の教材づくりが急がれています。

田んぼの復興

市民ボランティア活動により、 津波に被災した農地の生物多様性に関する調査が毎月行われています。
2011年8月と11月の市民調査の結果を示したのが左のグラフです。わずか3ヶ月の間に耐塩性の生物相から淡水性へと大きく変化していることが分かります。このことは、抑塩が確実に起こっていることを示し、土質と水質の化学的データとも一致しています。

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特定非営利活動法人田んぼ

  • 〒989-4302 宮城県大崎市田尻大貫字荒屋敷29-1
  • 電話: 0229-39-3212   FAX: 0229-39-3212
  • ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2015/12/26時点のものです。[2015/3/6 初掲載]

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