緑のサヘル公式サイトイメージ

緑のサヘルのご紹介

砂漠化の脅威にさらされているアフリカ・サヘル地域に住む人々を支援するため、1991年、東京において有志によって設立されたNGO(民間国際協力団体)です。

目的

サハラ砂漠を越えた南側、ここは、かつて久しぶりに緑を目にしたアラビアの商人たちによって、「岸辺(サヘル)」と呼ばれました。
今、その「岸辺」では砂漠化が進み、人々の生活基盤が奪われています。
砂漠化の進むサヘルの土地を、人々が生活を続けていくことの出来る「緑の岸辺」に戻すため、活動を行っています。

活動国

チャド共和国
ブルキナファソ
タンザニア連合共和国

取り組み

木を植える前に、木を植えることの出来る生活づくりを考えなければなりません。つまり、これからの生活を考える前に、いまの生活をなんとかしなければなりません。生活=暮らしの基本要素となる「飲食、労働、お金」の部分、への働きかけは、先に繋がっていく「ゆとり」を作り出すことなのです。井戸掘削や改良かまどの普及は、不足状態の改善だけではなく、労力を軽減する効果もあります。穀物備蓄は食糧保障となるだけではなく、村内での貸し付けや市場での販売を通じて、現金収入にもなります。
次に、環境の部分への働きかけを行います。ここでも、住民の生活に近いことを意識した取り組みを行っています。例えば、植林と食糧の結びつきとして「果樹栽培」や「アグロフォレストリー(耕地内植林)」の普及、家庭で出来る「改良かまど」普及、そして生活と環境をつなぐ「植生保護区」の設置です。これらを通じて、生活と環境のつながりについて意識し、取り組む方法があることを知ってもらうことを目指しています。
これらと平行して、取り組みを持続的なものにするため、住民組織の強化を図ります。運営方法や管理体制の整備から始まり、経営力の獲得を目指します。そうすることによって、住民自身による活動の選択と継続が可能になります。

あなたが支援できること

取り組んでいる分野、キーワード

公式Facebookページのご紹介

Facebookページで最新情報や活動内容をチェックできます。

緑のサヘル (Action for Greening Sahel)

  • 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町16 NASビル 3階
  • 電話: 03-3252-1040   FAX: 03-3252-1041
  • ※営業時間 月曜日~金曜日 10:00~18:00 休日 土曜日・日曜日、祝祭日、年末年始
  • ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2014/6/9時点のものです。[2014/5/1 初掲載]

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