エスエスエス

エスエスエスのご紹介

この法人は、一人で住宅を借りることが困難な生活困窮者・高齢傷病者・障害者の為の入所施設に関する
事業及びこれらの人々に対する種々の支援に関する事業を行い社会に貢献することを目的としています。

わたし達は、まず助けます。

設立当初の2000年より、SSSは「血の通った支援」を合言葉として宿泊所を通じた「ハウジング
ファースト」を実践してきました。「ハウジングファースト」とは就労をするにしても、病院に行くに
しても、生活保護を受けるにしても、安心して生活できる住まいの確保が何より先に必要だという考
え方です。わたし達の運営する宿泊所を一時的な住まいのセーフティネットとすることで、ホームレ
ス状態にあった方が食事をとって、あたたかい布団で眠り、みんなで助け合って生活することができ
るようになりました。また、生活保護を申請し、自立した生活へ向けて生活支援や就労支援を受けるこ
とができるようにもなりました。

わたし達は、挑戦します。

SSSでは生活困窮状態にある方々より年間5,500件以上の生活相談を受け付け、年間2,000人以上
の方をアパート等の安定した生活へ移行支援し、就労支援や年金受給手続き支援により生活保護費を
年間約8.4億円削減する経済効果を生み出しています。利用者満足はもちろん広く社会の満足を意識
し、日本の明るい未来を目指すSSSの活動が他の劣悪な貧困ビジネスと混同されることのないようク
ギを刺しつつ、新たなスタンダードを創り続けていきます。

わたし達には、揺るぎない価値基準があります。

SSSはNPO法人であると同時に社会的企業として活動しています。社会的企業とは事業の手法を
用いて社会問題を継続的・革新的に解決していく組織体であり、欧米ではすでに数十年の歴史を持つ国
が存在します。また、多くの社会的企業が一定割合以上の「就労困難者（高齢者・障碍者・ホームレス・
生活保護受給者・シングルマザー等）」に対する雇用創出も使命としており、SSSでも設立当初より施
設利用者の方々が調理や運転、建築リフォーム等、自身の能力を活用し、「誰かの役に立つ」ことを実感
しながら自立へ向けたステップアップをしています。SSSが存在することは雇用創出そのものを意味
し、「働く喜び」や「働く機会」、「社会参加の機会」が数多く生み出されていることも成果として特筆
すべき点です。