浪速魚菜の会公式サイトイメージ

浪速魚菜の会のご紹介

浪速魚菜の会の活動の目的は、良質な浪速の伝統魚菜を大阪の地に今一度復活させるとともに、これを広く普及させることにあります。
そしてその意義は、料理法や食文化と共に良質な浪速魚菜を広く普及させることにより、浪速ならではの料理や味を再発見することができるからです。
この趣旨に賛同された方に入会いただくことを会則としています。そのため会則に則り、個人の方はもちろん、生産者・料理人・市場関係者・飲食店などがネットワークを結び、あらゆる面から良質な伝統魚菜の生産の拡大に努めるものです。

淀川ウナギの取組みについて

浪速魚菜の会では、大阪市漁業協同組合を支援する組織である大阪市漁協(株)
との連携の下に、淀川産(もん)のブランド化に取り組んでいます。
大阪市漁協の活動エリアであります淀川河口域における漁業は、古くは江戸時代
から行われており、多くの漁業技術が編み出されてきたところでもあります。中でも
家康によって江戸へと移った「佃村漁民」は、その卓越した漁法を関東に伝え、
現在も『佃煮(つくだに)』のその名が残されているほどです。
しかしながら高度成長期における河川の汚染や、漁民の減少、後継者不足などに
より、淀川河口域漁業はその伝統的な漁法と共に失われる危機にあります。
かつては、大阪の漁業域の中でも、特に品質のよい魚介が獲れていたこの場所の
魚介類を今一度ブランドさせるべく取り組みが本年よりスタート。夏から秋に伝統的
な漁法で獲る河口域の淀川ウナギは、大変美味なる天然鰻として大阪名物となる
に相応しいものです。またウナギの他に、鼈甲シジミ、もくず蟹、ぼら、アナゴ、いか
なご、など四季を通じて多彩な魚介が水揚げされています。これらを近隣の消費地
である大阪で消費する。そのための新たなる流通・販売の構築に取り組んでいるの
です。

大阪府市町村と連携した「地産地消」

浪速魚菜の会では、大阪府和泉市の農林課と連携しての「横山みかん」を使ったソフトクリーム店への流通、さらには羽曳野市のイチジク農家のイチジクをペースト貯蔵したものを飲食店へ流通させるなどの活動を展開しています。

大阪おかず料理会

第3期に入る「大阪おかず料理会」。これまでの大阪府下に継承される大阪郷土料理
は、府下を5つのエリア(市内・北摂・中河内・南河内・泉州)にわけて各地の郷土料理
研究家の方々のご協力の下に行ってまいりました。
3期目は、これまでの勉強する大阪おかず料理から、「家庭で作る、おかず料理」とい
うコンセプトで、上野修三氏の指導の下に実際に、参加者に料理を作っていただく会
となっています。

あなたが支援できること

取り組んでいる分野、キーワード

特定非営利活動法人 浪速魚菜の会

  • 〒543-0062 大阪市天王寺区逢阪2丁目4-7 一心寺研修会館5階
  • 電話: 06-6775-7771   FAX: ─
  • ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2014/10/8時点のものです。[2014/10/9 初掲載]

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