藻岩山きのこ観察会公式サイトイメージ

藻岩山きのこ観察会のご紹介

この法人は、主に藻岩山、旭山の自然を楽しみながら、きのこを通して会員の交流を図り、現状の植生環境に十分注意を払い、菌類の発生状況や役割に関する観察、記録、標本づくりなどを行い、その資料を地域社会に貢献できるようにし、さらに菌類の啓発・普及活動と環境保全活動を行うことを目的とする。

社会貢献活動

気候も安定した春の山菜シーズンを迎えて、里よりも山林に赴く方も多いかと思います。先日、山菜採りにおいて遭難しないために、また、遭難した場合の対処等について、HBCテレビ取材を支笏湖復興の森周辺でおこなった。
前日は雨が夜通し降っていた支笏湖畔でしたが、朝になれば雨も止み、当日本来の目的である復興の森での植樹作業も滞りなく開催され、私も参加協力していた。中田理事長とHBCのスタッフさんが復興の森に10時頃到着したので、森づくりの途中抜け出しての取材となる。会の諸先輩を差し置き不肖ながら私が、ディレクターとの受け答えをするなど、収録に協力。

春の森の育て親同窓会

支笏湖復興の森づくりの春はポット苗植え込み(ミズナラ100本)実施。この日は、朝から少し肌寒いが天気に恵まれ、参加者は12名と例年になく多かった。末永さんからミズナラの植え込み方法の説明を受け、鍬を片手に作業を開始。まず初めに、下草刈り作業時の目印として幹にオレンジ色のビニールテープを付けてから、将来の天然更新による自然林を期待してミズナラの苗木約100本を2列に植え付けました。

支笏湖復興の森植生調査、ナメコ観察

支笏湖復興の森に9名が朝8時に集合。末永責任者から本日の工程説明がされた後、まずは全員でキノコ採取に出発。
沢沿いを移動しながらシイタケ、カヤタケ、クリタケ、ナラタケ、ムキタケなどを見つけ約1時間半歩きました。
その後、全員で赤エゾマツ植林地での生育記録、区画限定地での草木類・植生調査、ナメコ種駒を打ち込んだシラカバ木の観察を行った後、11時頃からキノコ鑑定会開始。当会員の官澤先生の解説の元、コケイロヌメリガサ、ヌメリスギタケモドキ、クサウラベニタケ、チャナメツムタケ、オオキツネタケ、ホテイシメジ、アイシメジ、アカモミタケなどが同定・説明されました。キノコ採取時にはなるべく幼菌から成長したものまでを採っての観察が大切とか、毒キノコの見分け基本、解らないキノコがあったら「藻岩山きのこ観察会」に連絡を・・・など丁重な解説もあり、皆納得。最後に貸し出されたヘルメット、ノコギリを持ち枝打ち体験。

あなたが支援できること

NPO法人 藻岩山きのこ観察会

  • 〒064-0944 札幌市中央区円山西町8丁目5番1-202号
  • 電話: 011-631-8344   FAX: 011-631-8344
  • ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2015/9/9時点のものです。[2015/6/1 初掲載]

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