青少年自立援助センター公式サイトイメージ

青少年自立援助センターのご紹介

PO法人青少年自立援助センターでは、1999年の設立以来、不登校、ひきこもり、ニート状態にある若年者の自立のためのサポート事業を行ってまいりました。社会参加できない若年者と言っても、ひとりひとりの置かれている状況はまったく違います。画一的な支援では、若年者が望む自立にはたどり着けません。
 当法人の支援は、社会との接点を見いだせずに困っているお子さんを持つ保護者向けにアドバイスを行う【保護者相談室】から始まり、必要と判断される場合は【訪問支援】を行います。ご本人の「何とかしたい」という思いに寄り添うことで、社会参加の糸口を見つけて行きます。 自信喪失、不安、あきらめのハードルを越えるためは、信頼できるサポートが必要です。
 当法人の【寮生活】を利用する方が多いのは、すぐに社会参加できる状態ではなく、トレーニングの必要性を自覚しているからにほかなりません。寮生活では、生活習慣の改善、仲間づくりや雑談の苦手意識の克服、就学・就労のためのサポートと、あらゆるコンテンツを用意し、より確実に自立できる環境を整えています。十人いれば、十人分のサポートの形、トレーニングの形があり、目的も十通りあります。そのひとりひとりに向き合って初めて更なる出発が可能となります。
 若年者の自立を阻むものは、「長期化」です。保護者や周辺の大人が一刻も早く行動することが最も有効な自立への第一歩なのです。

自立のための生活

 学習を希望する青少年には、中学校の単位認定、通信制高校のレポート補助、普通高校への通学、専門学校、大学への通学も可能な幅広い生活システムを保障しています。
 就労を目指す場合も、『若者自立塾』との連携を始め、職業適性相談、求人情報、面接・履歴書作成訓練までスタッフが一人一人の希望を尊重し、相談しながら進めます。
 寮からアルバイトへ行く人には、朝の声かけ、お弁当作りも手伝い、家庭に相応するサポートをしています。
 自立といっても漠然とし、進路が定まらない方でもそれぞれの特質に見合うカリキュラムを作成し、時間をかけてステップアップしてゆきます。

保護者相談

当センターは、30年(民間の時代より)の歴史と多数の症例に関わった実績を基に相談・訪問を専門とするスタッフによる相談を受け付けております。
 全国より年間200組近くの保護者の方がご相談に来られます。
 様々な事情で不登校、ひきこもりとなったお子さんに対して、家族として精一杯の努力をした結果、閉塞的な状況に陥ってしまったご家庭が大半です。
 保護者の方のご希望は第三者(専門家)の力を借りることによって、我が子の自立を促してゆきたいというものです。
 従って、相談は家庭訪問を前提として進められますが、内容によっては、「見立て」の結果、家庭訪問をする以前に支援を求めた方が良い機関の利用を勧める場合もあります。
 これも、長年の実績による判断と、ひきこもりを脱却しようとする若者に対し、より親身になったアドバイスと言えます。
 当センターを利用することよって、着実に自立へのステップアップを図ることができる若者には、家庭訪問をしてでもその必要性を理解してもらいたい、との強い信念のもとに保護者の方とご相談させていただいております。

家族訪問

家庭訪問は、毎月1回、家庭訪問専門のスタッフ2名が伺います。
初回からお子さんに出会えることは稀です。
 根気よく通い続けることが、お子さんが「家の外」へ気持ちを向けるきっかけとなります。
部屋の外から声掛けを続けます。様々な不安を抱えるお子さんに、不安材料を取り除くための具体的な自立の方法を説明してゆきます。

就労支援事業

ニートと呼ばれる若者が自ら動き出そうとする時、出発点で不足しているもの、不安要素を共に探し、解決してゆくことが必要だと考えています。
 保護者のうながしによる『若者自立塾』の利用、自ら足を運ぶことができる方には『地域若者サポートステーション』のサポートを行っています。
 何とかしたい思いがあっても動くことができない方のために『家庭訪問』をご利用下さい。進路の情報はたくさんありますが、ご本人に合った情報、現実に利用可能な情報を提供し、実際に動けるようになるまでサポートするのが当センターのシステムです。

あなたが支援できること

取り組んでいる分野、キーワード

特定非営利活動法人 青少年自立援助センター

  • 〒197-0011 東京都福生市福生2351-1
  • 電話: 042-553-2575   FAX: 042-551-6759
  • ※最新の情報は公式サイトでご確認ください。このページの情報は2014/8/14時点のものです。

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